2024年の箱根駅伝は、いつもと違う!是非現地で観戦してみては?
「箱根駅伝はテレビでもみられるから、現地参戦はいいかな」「生で見るほうが楽しいのは何となくはわかるけど…」と思っていませんか?たしかに、お正月でごろごろしながらテレビで箱根駅伝をみるのは快適ですし、楽しいですよね。
しかし、「生の選手を目の前でみて、直接自分の応援の声を届けられる」「応援している人たちの一体感を肌で感じられる」「当日配布されている旗を手に入れられてお土産になる」といったメリットは現地参戦でしか手に入れられません。
また、2024年の箱根駅伝は100回目を迎えるため、いつもの箱根駅伝とはちがう特別な大会になります。
いつもテレビ応援していた方こそ、今年は現地参戦で箱根駅伝を見てみませんか?
2024年の箱根駅伝の開催情報
名称 | 東京箱根間往復大学駅伝競走 |
開催日 | 2024年1月2日(往路)~3日(復路) |
時間 | 往路:8:00スタート13:00~14:00ゴール(予定)復路:8:00スタート13:00~14:00ゴール(予定) |
コース | 往路:東京・読売新聞社前~箱根・芦ノ湖間 5区間(107.5Km)復路:箱根・芦ノ湖間~日本橋~東京・読売新聞社前 5区間(109.6Km)計 217.1Km |
参加校 | 関東学生陸上競技連盟加盟大学のうち、前年大会でシード権を獲得した上位10校予選会を通過した13 校(ここがいつもと違います) ・駒澤大学 ・中央大学 ・青山学院大学 ・國學院大学 ・順天堂大学 ・早稲田大学 ・法政大学 ・創価大学 ・城西大学 ・東洋大学 ・大東文化大学 ・明治大学 ・帝京大学 ・日本体育大学 ・日本大学 ・立教大学 ・神奈川大学 ・国士舘大学 ・中央学院大学 ・東海大学 ・東京農業大学 ・駿河大学 ・山梨学院大学 |
2024年に行われる大会は、箱根駅伝が始まって100回目の記念すべき大会です。
そのため、参加校や参加資格がいつもより大幅に拡大します。
大きな変更点は二つ。
関東学生連合(予選会を通過しなかった大学の記録上位者でつくるチーム)がない
公益社団法人日本学生陸上競技連合男子登録者であれば、参加可能→関東圏以外の選手も出場可能になる
つまり
・例年とは違った注目選手が出てくる
・常連校以外の大学が出てくる可能性がありレース展開が読めない
といった点で非常に楽しみなレースになりそうですね!
●各区間の観戦の穴場
「いつもと違うならすこしだけ見に行ってみようかな」と思っても、あまり箱根駅伝に詳しくなければどこで見たらいいのかわかりませんよね。
また、お正月に開催されるのでできるだけ場所取りのために早く行って凍えながら待つ…といったことはしたくないでしょう。そこで、今回の穴場スポットは次の5点を意識して選びました。
いきやすいか
屋内の近くか
コンビニ等はあるか
人が少ないか
現地ならではの駅伝ドラマ等はあるか
それでは、それぞれの区間ごとに観戦する際にお勧めの穴場スポットとその理由を見ていきましょう。
1区・10区 (往路:大手町~鶴見中継所、復路:鶴見中継所~日本橋経由大手町ゴール)
時間帯(往路8:10~9:00頃、往路12:30~13:30頃)
この区間の穴場は以下の2つです。
穴場1 「大手町交差点」
ここを選んだ理由は、スタート地点よりも空いており、アクセス良好だからです。
ただ、10区を見たい際は、後述する別の場所がおすすめですので注意してください。
また、スタート地点前後ですので、選手がばらけておらず一気に見られるでしょう。中継車や関係車両も少ないため、選手を近くで見たい!という方にはおすすめの場所になります。
穴場2 「京急本線立会川駅」
改札から、徒歩10秒で沿線に出られます。これはかなりのメリットです。
なぜなら、箱根駅伝のコースは線路に沿っているわけではないため、駅から歩かないと見られない・・ということもあるからです。
ただ駅から近いと混むのではないか?と思われるかもしれませんが、スタート地点に人が集まるためこの付近は人が少ないようです。
エキチカということもあり、トイレも近くにありますので安心して快適に見ることができますね。
穴場3 「東洋経済ビルの前あたり」(復路ならここ!都内です)
10区で見る際におすすめなのがこちらです。具体的な場所は、大手町から箱根駅伝のコース沿いに5分ほど歩いてJRの高架をくぐった場所ですね。
ゴール手前500mの場所ですので最後の白熱した戦いも目前で見ることができます!大手町駅は大変混雑しますので、少し歩いて離れましょう。
ただ、やはり都内でゴール付近ということもありますので人が集まりやすいです。そのため早めに行くことをおすすめします。だいたい選手到着1時間ぐらい前ですとスムーズにみられますよ。
ここに行く途中に地下鉄の出口がありましたら、応援旗を配っているスタッフがいますので、記念にもらうことをわすれずに!
1区をみるとおすすめなのはこんな人!
駅伝のスタートはやっぱりみたい。選手を短い時間でたくさん見たい!都内でみたい。
こんな方は朝が早くても1区を観戦することをおすすめします。
最初からスタートダッシュを決めるチームやどの集団に属するか・・などスタートの戦術はかなり各校で差がでますので見どころです。
10区をみるとおすすめなのはこんな人!
ゴールをみたい。優勝争いやシード権争いを間近でみたい。
10区はレースの最後なので盛り上がりますよね。この争いはテレビではなくやはり現地が一番選手たちと共有したいと思われる方が多いのではないでしょうか。
2区・9区(往路:鶴見中継所~戸塚中継所 復路:戸塚中継所~鶴見中継所)
時間帯(往路9:00~10:00頃、往路11:00~12:00頃)
この区間の穴場は以下の2つです。
穴場1「保土ヶ谷駅前」おすすめ!
ここは、横須賀線しか止まらない駅ということでアクセス面の点から人が少ないです。
もっと静かにみたいということであれば、東口から少し歩いたカーブ付近が見やすいでしょう。
花の2区といわれることもあり、全体的に観戦の人数が多い区間ですが、このような穴場を知っておくことで混雑を回避してゆったりと楽しめるはずですよ。
穴場2「戸部駅前」
横浜駅よりも混んでいないということでおすすめスポットに上げました。駅に近く、行きやすい点も利点ではないでしょうか。大学の応援スポットもあり、選手間の友情が垣間見ることができるので盛り上がるでしょう。
運動会のリレーの時に各クラスの代表選手を応援するのはとても楽しいですよね。あのような会場の一体感を感じるのが好きな方なら、ここの場所はおすすめです。
2区をみるとおすすめなのはこんな人!
各大学のエース級の選手をみたい!花の2区をみたい!一度に何人も抜く「ごぼう抜き」をみたい!
やはり、各校のエースの選手は見たいですよね。2区は、「花の2区」ともよばれており、箱根駅伝の区間のなかで最長距離であり、最初の難関である「権田坂」など選手を阻む壁が多いのです。
そのため、各校の忍耐力があるエースが配置されることが多いのです。注目選手も多いので調べてからいくとさらに面白くなりますよ。
9区をみるとおすすめなのはこんな人!
箱根駅伝のドラマである「繰り上げスタート」のドキドキを感じたい!エース級選手の走りを見たい!
9区になると、繰り上げスタートがみられるようになります。繰り上げスタートとは、戦闘チームから一定以上の差をつけられたチームが、前の区間の走者からタスキを受け継がずに次の区間の走者を走りださせることです。
9区では、1位のチームと20分の差がついた場合、繰り上げスタートがおこなわれます。交通規制の関係上仕方ないとはいえ、このルールがあることによって全員の思いがこもったたすきを次の選手に渡せないこともあり、切ない気持ちになります。過去、目の前でタスキが渡らなくてくずれおちる選手もいますが、このドキドキ感を味わいたいのなら9区がおすすめです。
3区、8区(往路:戸塚中継所~平塚中継所、復路:平塚中継所~戸塚中継所)
時間帯(往路8:10~9:00頃、往路12:30~13:30頃)
穴場1「小田急江ノ島線の本鴨沼駅付近の藤沢警察署」おすすめ!
まず、この区間はアクセスしにくく、他の区間よりも観戦する人が少なくなるのでおすすめです。また、この警察署は駅から歩いて10分とアクセスもよいです。
そのほかにもおすすめポイントがあります。それは、あたたかい豚汁をのめるから!警察署前の紳士服コナカさんでは、店頭で豚汁をふるまっているそうです。寒い中で温かい豚汁は本当にありがたいですよね。
身も心も温まりながら箱根駅伝を観戦できるという一石三鳥がかないますよ!
穴場2「柳島のガソリンスタンド付近」
ここを選んだ理由としましては、圧倒的に人少ないからです。駅から遠いため、人が集まりにくい場所となっています。行きにくいなら意味ない・・・とあきらめるのは早いですよ!
このスポットに行くのには裏技があります。茅ヶ崎駅から龍泉寺の湯行きの無料バスに乗る技です。このバスに乗ればそのまま直接穴場スポットにあなたを運んでくれます。
観戦後に、温泉で温まって帰るのも至極の時間を過ごすことができるでしょう。是非、体が冷え切ったあとのお風呂につかったあの感覚を思い出してみてくださいね。
きっと1年のスタートを気持ちよく過ごせる体験を手に入れられますよ。
3区をみるのにおすすめな人!
スピード感のある選手をみたい!景観がきれいな場所がいい!
3区は少しずつ選手間の差がでてくる区間です。ここで、勝負をかけて一歩リードしようとする学校もありますので、ちょうど集団での並走から選手が抜け出す瞬間を見られるかもしれませんよ!
また、左に相模湾、正面に富士山をみれるコースもあるので、お正月には縁起の良い景色をみたいという方にもおすすめできます。
8区をみるのにおすすめな人!
しんどくても頑張っている選手を応援したい! 長く選手を見たい!
8区は日が昇ってきて温度が上がってくるうえにきつい坂もあるコースです。そのため、スピードよりタフさに自信がある選手がエントリーしている可能性が高いです。
坂があるため、他の区間よりもスピードがでにくく、長い時間選手をみることができます。また、タフさに自信がある選手が多いとはいえ、キツイコースにはかわりありませんので、ここで自分の声を選手に届けて応援してあげたいという方にはぴったりでしょう。
また、日が昇ってくる時間となりますので、すこしでも温かい方がうれしいという方は検討してくださいね。
4区、7区(往路:平塚中継所~小田原中継所、復路:小田原継所~平塚中継所)
時間帯(往路11:00~12:20頃、往路9:00~10:00頃)
穴場1「JR東海道本線 国府津駅」
応援している人が比較的少なく、ゆっくり見られることがこの場所を選んだ最大の理由です。選手との距離が遠いという点はデメリットですが、サクッと箱根駅伝の選手が走っているところをみたいという方にはおすすめです。
穴場2「大磯警察署」
こちらも人が少ないです。テレビにうつる平塚休憩所に近いため、そちらに人がながれやすいためです。
また、このスポットは、テレビではCMが流れている時間となりますのでテレビにはうつりたくない、という方にもおすすめできますよ。
駅から離れているため、大磯プリンスホテル行きのバスにのると楽にいけます。
穴場3平塚中継所(復路ならとくにおすすめ)
タスキの受け渡しが見られて、人がすくない場所なので穴場です。
ここは交通のアクセスがわるい(最寄り駅から徒歩20分ほど)ため、人が少なくほかの中継所よりも快適に見られます。
特に7区→8区は繰り上げスタートの可能性も出てきますので、そのドキドキ感を感じたいのならここがおすすめです。
また、走りおわった選手が見られる!といった点にも注目です。
走り終わりには選手それぞれの性格がでるからです。「観客にお辞儀をする選手」「くやしさをにじませる選手」「たおれこむ選手」それぞれ頑張って走りきった選手に拍手を送りたい!という方は是非行ってみましょう。
4区をみるのにおすすめな人
次期エースの選手がみたい!
最短区間のコースにはなりますが、コースが険しく、ここに次期エースをもってくるチームも多いです。自分の応援していた選手が、来年にはエースとなって注目された…となったら嬉しく思いませんか?
7区をみるのにおすすめな人
優勝争いやシード権獲得を左右する戦いが見たい!
スタートとゴール地点の気温差が激しいため、体調管理をしつつ、優勝争いやシード権争いにも参加できる上級の選手が走ることが多いこの区間。
シード圏外から巻き返しを狙おうとする選手としての意地を発揮してくれるのもこのコースです。そのため、優勝争いやシード権争いなどの活発な順位変更をみたい!という方にはおすすめできます。
5区、6区(往路:小田原中継所~箱根・芦ノ湖駐車場、復路:箱根・芦ノ湖駐車場入口~小田原中継所)
時間帯(往路12:25~13:30頃、往路8:30~9:00頃)
穴場1「箱根・宮ノ下」
山登りで有名なこの5区を見たいという方は多いのではないでしょうか。5区6区は人気の区間ですのでどうしても人は多くなってしまいます。富士屋ホテルの近くは歩道が狭く、選手を近くでみられるということもありおすすめです。
特に、1月2日には、宮ノ下商店会オリジナルのあったかい「宮ノ下シチューパン」が配布されたり、オリジナル応援アイテムを無料配布(オリジナルメガホン)という、宮ノ下商店街のみなさまの温かい歓迎を受けることができるのは他にはないこの場所だけの特権ですよ!
穴場2「箱根湯本駅周辺」(復路でおすすめ)
復路の場合、早朝になりますので人が少ない状態で見ることができます。また、駅が近いため、トイレ等にもあまり困らないでしょう。
寒い中での観戦となりますので、周辺の飲食店やカフェに入って駅伝をみるといったこともおすすめです。駅周辺にはコンビニや売店がありますので、お土産やちょっとした飲み物を買いたい場合には重宝されるでしょう。
5区をみるのにおすすめな人
山の神をみたい!往路のゴールをみたい!
箱根駅伝初日の最も有名な場所はこの山登りではないでしょうか。あの有名な柏原選手等数々の伝説を生み出してきたのはここの区間です。ぜひ伝説を目の前で見たいという方にはおすすめです。
6区をみるのにおすすめな人
各校の選手を見たい、スピード感のある選手をみたい!
初日のスタートとは違い、各校のスタートがバラバラな復路。2日目のスタート地点ですので、多くの選手があつまりスタート開始前のアップなども見ることができるでしょう。
上記で穴場をお勧めしましたが、温かい場所で誰にも邪魔されずにみたいという方は「ホテルの客室からみる」ということも検討してみてください。
朝8時に箱根につくために行動するのは大変だけど、朝8時ごろなら起きるならできそうというひとは是非考えてみてくださいね。
現地で応援する際の穴場スポットはどこ?
「現地参戦するとおもしろそうなのは分かったけれど、おすすめの場所がわからない…」「せっかくなら空いている場所で快適に見たい」という方向けに、この記事では
・おすすめの穴場な観戦場所
・それぞれの区間における穴場な観戦場所
・その場所でみるメリット
についてまとめていきます。
あなたにおすすめの穴場観戦場所はこちら
- 都内でさがしているなら六郷橋
- 往路なら
2区→保土ヶ谷駅東口から沿線に沿ってあるいたところにあるカーブ
5区→小田急電鉄の箱根湯本駅、箱根・宮ノ下 - 復路なら
8区→小田急江ノ島線の本鴨沼駅10区→東洋経済ビルの前あたり
まとめ
2024年の箱根駅伝の開催情報と観戦スポットを紹介させていただきました。
テレビでの観戦も面白いですがお近くに来る予定がある方や一度は生で観戦してみたいと思っていた方は紹介したスポットを参考にしてくださいね。
2024年も箱根駅伝で盛り上がりましょう。
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